【ワークショップ】 “だいだらぼうとホリバーン 2015 – お話を作ろう(第一章)”

2015年9月12日DAIDARABO AND HOLIBURN

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“だいだらぼうとホリバーン – お話(第一章)を作ろう”
2015年7月22日 – 7月24日 11:00-14:30
七ツ洞公園、国田小中学校
小学校4-6年生17名

国田小中学校のこどもたちが、新たな巨人伝説「だいだらぼうとホリバーンの旅」という物語の第一章を制作しました。この作品は、近い将来に音楽劇として完成させることを目標としています。物語の制作とともに、舞台で使う小道具の試作、最後にみんなで物語を試演し、その様子を撮影しました。このビデオは、2015年11月に、イギリス・コーンウォール州・ペンザンスのアルヴァートン小学校のこどもたちに紹介され、彼らが第一章を引き継ぐ形で第二章の制作を行います。

『だいだらぼうとホリバーンの旅』

第一章

 ホリバーンが七ツ洞公園に遊びに来ていました。遊び好きのホリバーンは、七ツ洞に落ちていた木の棒を見つけてゴルフクラブを作りました。公園にあった大きな石とハンバーグみたいな岩でだいだらぼうとゴルフをしました。

打った石やハンバーグみたいな岩は、田を越え川を越え山を越え海を越え、イギリスのペンザンスへと旅立ちました。その行き先を早く知りたいホリバーンは興奮してジャンプをしたのでサンダルがぬげてしまいました。

それに気づいただいだらぼうはサンダルを持ってホリバーンを追いかけました。途中でおなかのすいただいだらぼうは、お米を拾って太陽にあてておにぎりにして一人で食べてしまいました。

元気になっただいだらぼうは、すぐにホリバーンに追いつきました。そしてサンダルをホリバーンに渡した時に、二人は「アッ」と気づきました。サンダルの上には、ささぶねがのっていました。その中では、ミズカマキリが葉っぱとお花のネックレスと貝殻のネックレスをぎゅっと抱きしめていました。

そのミズカマキリがぴょんぴょんぴょんとだいだらぼうの頭の上に登って行きました。それを捕まえようとしただいだらぼうは、自分の髪の毛に長い棒が二本からまっているのに気づきました。それを使って、だいだらぼうはホリバーンに棒術を教えてあげました。

棒術をしていた二人は、とっくにイギリスに着いていました。それに気づいた二人は大喜びして、飛び跳ねながら手をたたきました。飛び跳ねた衝撃で、葉っぱが落ちてきました。落ちて来た葉っぱが巨人さんたちの手と手の間に挟まって、見てみたらカードになっていたのでそれで二人は仲良く遊びました。